12月26日 コン・チアム
 
コンチアム・リゾートで一日のんびり

 朝日を見ようと、6時前に起き出し、河原へ。しかし、朝日は川からではなく、横の方から上ってきた。 とても静かだ。漁をしている人の口笛、ラオスの鶏の声などがよく聞こえた。
 そのまま、朝食へ。朝食用のレストランは、夕食を食べたところとは違う場所。多くのスタッフが、珍しい料理を目の前で作ってくれる。
 

   

  


 川には、朝もやの中、漁をする多くの小舟がいた。長年の間、毎朝変わらない風景だろう。
 8時から、ボートツアーに(1艘貸し切り1700B)

 メコン川を下っていた船は、しばらくするとUターンし、今度はムーン川との合流点
メー・ナーム・ソーン・シーへ。2つの川からの2色の水が流れるところとして有名だが、2色の境目はよくわからなかった。でも、ムーン川の方に行くにつれて、水が緑っぽくなってきたのはよくわかった。

 合流点から、船はムーン川を上っていく。そういえば、フロントで昨夜、ボートトリップを申し込んだものの、目的地とかコースとか全然聞いてなかった。川に浮かんだレストランや河原の牧場を見ながら、船はどんどん上流へ進んでいく。
 
 そして、突き当たりに岩が見えたところで停船。ここが目的地らしい

 


何があるの?と思いつつも、船を下り岩場を上っていく。すると、次々に穴が空いた岩が現れた。後で調べたところによると、ここはケーン・タナッ国立公園。 

    

 船に乗ってこの岩場まで案内してくれた人は、英語があまりしゃべれないため、いろいろ言ってくれるのだが、意味がわからないことがほとんどだった。
 我々の予想では、この人を含め船の乗組員3人は、ホテルの近くの村人で、ホテルから連絡があると船に乗ってやってくると思っていた。そのため、船を下りたときにはもうお別れと思いっきり手を振ったのだが、後ほど、3人ともホテルの従業員と判明。特に、案内してくれた人は、ある時は掃除人、ある時は足ツボマッサージ師と、一人何役もこなす凄い人だった。でも、もうちょっと英語が話せる人に案内して欲しかったなあ。
 10:00頃ホテルに戻る。約2時間のツアーだった。

川から見た、コンチアム・リゾート 村に帰る(?)と思った船 夕日を見に、河原へ

 ボートツアーから帰ってからは、特にやることもなく昼寝をしたり、本を読んだりウダウダして過ごす。日本を発ってからの激しい温度変化で、何か体がスッキリしない。ちょうどいい休養となった。女性陣は、順にマッサージへ。マッサージの合間には、卓球・ビリヤードで盛り上がった。
 そして、夕日を見に再び河原へ。朝日がででから、夕日が沈むまでのんびりとリゾートで過ごした贅沢な一日となった。

 この日の夕食は、
揚げ春巻き(90B)、ナマズの赤ワイン煮(250B)、グリーンカレー(120B)、フライドヌードル(80B)、ごはん、ビールで
計1047B。

 
 そういえば、ステージで歌っていた歌手とピアニスト。前日はクリスマスだったので、サンタさんの衣装だった。レパートリーは豊富で、日本語の歌も。タイのさい果てとも言えるこの場所まで、どんな経緯をたどって流れ着いたのか、タイ語がわかったら聞いてみたかった。