12月25日 ウボン、パー・テム、コンチアム・リゾート

2000年前の壁画?

 朝早く目が覚めたので、朝食前に嫁と2人でウボンの町を散策。町の中心らしき方を目指して歩いていくと、市場を発見。
タイでは、国王カラー(?)の黄色いシャツを着ている人がとても多く、店でも、黄色いシャツをたくさん売っていた。

    

散歩から戻って、ホテルで朝食。朝食後、4人そろって再び町の散策へ。

    

 まずは、朝食前に行った市場へ。ナマズやウナギを売っている店ではおっちゃんが大きな声で色々説明をしてくれるのだが、タイ語なのでさっぱりわからない。でも、おっちゃんが一言言うたびに近くの店の人たちにやたら受けていた。

 市場を出て、町を散策。でも、地図で自分のいる場所がよくわからない。わからないなりに歩いていると、違う市場の横へたどり着いた。市場入り口の横には、虫を売っている店も。今度の市場は、衣料品が中心の市場だ。

 町の中心へ行ってみようということで、トゥクトゥクに乗っていくことに。運転手に「歩き方」の写真を見せてトゥン・シー・ムアン公園へ。でも、100B。ぼられた。

スポーツ大会が近いのか、広い公園では、いろんな色のシャツを着た子ども達が、リレーの練習をしていた。 ロウソク細工をモチーフにしたウボンの町のシンボル。 船の前には、カニが乗っていた。

公園の隣にあるワット・トゥン・シー・ムアンへ。1829年に創建された寺院。池の中に建てられた木造の経蔵がある。

  

再び、トゥクトゥクに乗って、ライトーンホテルに戻る。トゥクトゥクがなかなか見つからなかったが、ジュースとか売っている店で「トゥクトゥク」と叫んだら、店にいた人が自転車に乗って呼びに行ってくれた。今度は、50B。ライトーンホテルで頼んでおいた車で、パー・テムに向かう。

 途中、遠くにメコン川とムーン川の合流点が見渡せる寺へ立ち寄る。日差しがまぶしく、暑い!!

入り口には、象の石像があった がけの下にある寺に並んだ仏像。

パー・テムに到着。国立公園入場料として、外国人値段400B取られた。半年ほど前までは200Bだったらしい。入場券も400Bの券ができておらず、200Bの券を2枚渡された。一挙に倍増。なぜ?
 
 パー・テムは、動物や狩りの様子などを描いた壁画が、高さ数百mの絶壁の表面に残っているところ。今から
2000〜3000年前に描かれたらしい。ビジターセンターで、お姉さんからコースの説明を受ける。一周4kmのコース。もし、しんどければ、2つめの壁画を見て引き返してもいいとのこと。
 出発前に腹ごしらえ。ビジターセンターの向かい側にレストランがあったので行ってみたが、結構本格的な料理が多いので、結局ビジターセンターでカップラーメンの昼食となった。水とかしっかり用意して、きつい日差しの中、いよいよ出発。

 まずは、
ビューポイント。崖の上に立つ。向こうにはメコン川。メコン川の向こうはラオスだ。広大な眺めが広がる。とても静かだ。見える範囲にいったい何人ぐらいの人が住んでいるのだろう。とても静かだ。

  

長い坂を下りると崖の下に出た。崖の高さを確かめながら進む。崖の一番上には、大きなハチの巣があり、巣の回りを無数のハチが飛び回っているのが見えた。恐ろしい!!

 1つめの壁画。4匹の大きな魚が描かれているらしいが、はっきりわからない。2つめの壁画は、よくわかった。はっきり見えすぎて、逆に、
これが本当に2000〜3000年前に描かれたものなの?という感じがした。
 

1つめの壁画 2つめの壁画 蜂の巣

2つめで引き返さず、そのまま進む。3つめ、4つめの壁画もあるらしいがよくわからないまま通り過ぎてしまった。崖の下から、再び崖の上に上がると、やたら積んである石がたくさんある場所に出た。ここに来た人たちが、少しずつ積んでいったのだろう。思わず、僕たちも何個か積んだ。これだけ石が積まれるには、長い時間がかかりそうなのだが、風とかで崩れていないのが不思議だ。
 
 メコン川と反対側、そして、メコン川の下流の方には、広大な平原が広がる。さすが大陸

  

出発したビジターセンターへ戻り休憩。約1時間15分で一周したことになる。

帰り道に、キノコのような変わった岩が立ち並ぶ
サオ・チャリエンに寄る。どうしてこんな岩になったのか、そして、上に乗っている岩はくっついているのか、離れているのか?・・・不思議だ。

 

そして、この旅の最初の目的地、トーセン・コンチアム・リゾートに到着。

    

何人かの方のHPで、見つけたメコン川沿いのリゾート。こじんまりとしたリゾートだったが、とてものんびりできる場所だった。
リゾート内を色々探検し、シャワーを浴びて、6:00からオープンエアのレストランで夕食。
夜は結構寒い。ロウソクの光の中での食事。ウエイターがみんな気さくで感じよかった。

エビの料理2種(各350B)トムヤムクン(150B)空心菜(70B)鶏丸焼き(160B)バナナアイス(80B)ライス(50B)ビール(1本120B)

 
 

旅の情報

 ウボンから、パーテムを経てコンチアム・リゾートまでは、ライトーンホテルで車を手配した。タクシーだと1500Bが相場のようだ。今回は、4人ということで、ワゴン車を手配したら、2200B+ガソリン代約300Bだった。
 コンチアム・リゾートは、なかなか車以外では行きにくい場所にある。公共交通を利用していく場合は、ワーリン市場前のバスターミナルからコンチアムの町までバスで行き、そこからはトゥクトゥクでということになる。コンチアム・リゾートからも、パーテムへのツアーがあったが、値段は高めだった。
 コンチアム・リゾートは、何人かの方のホームページで、よい評判だったので行ってみることにした。実際、メコン川を臨むオープンレストランなど、とてものんびりできる場所だった。ただ、不便な場所にあるため、一度入ってしまうと、車がないと、どこかに出かけるとかはちょっと難しい。まあ、だからこそ、のんびりできるのだが・・。
 予約は、海外のホテル予約のサイトから行った。ツイン1泊70ドルだった。
Tohsang Khongjiam Resortで検索すると、予約サイトはいっぱい見つかる。