8月17日 ムルンダヴァ
朝7時30分発の飛行機に乗って、ムルンダヴァへ。いよいよバオバブに会える!
乗ったのは、ATRというプロペラ機。去年、ラオスで乗ったのと同じだ。
飛び立ってしばらくは、赤茶けた大地ばかりが見える。しかしムルンダヴァに近づくにつれて、緑が増えてきた。
大きな丸い畑が見える。そして、その近くには何か大きい木がポツポツと見える。あれがバオバブかな?
空港では、ガイドのテーオーがお出迎え。タクシーで、宿泊先のホテル・ブーゲンビリアへ向かう。
ホテルは海岸沿いのとてもいい場所に建っている。
ここで、O君と6日ぶりに再会。
とりあえず、海を見ながらコーヒーを飲んでくつろぐ。
それからは、メールを出したいというO君とテーオーと一緒に街を歩いてみる。日差しがとてもきつく暑い。街を歩いている人たちの肌の色も服装も、タナとは全然違い、アフリカーという感じだ。飛行機に1時間ちょっと乗っただけで、違う国に来たかのようだ。
途中の、きれいなレストランで冷たいビールを1杯。ナッツがうまい。
その後、ホテルに戻り、バオバブを見に行く時間まで、しばらく昼寝。
そして、3時頃から、いよいよバオバブツアーに出発!!
しばらく行くと、ポツポツとバオバブの木が。そして、右側にとても立派なバオバブが見えてきた。
聖なるバオバブだ。
「聖なるバオバブ」は、信仰対象にもなっていて、木の回りには様々なお供え物が置いてある。この木の回りでお祭りも行われるそうだ。この木の近くをブルドーザーで削ろうとしたら、ブルドーザーがスタックして動かなくなり、それ以来「聖なるバオバブ」として、信仰対象になったとか。樹齢600年とも800年ともいわれている。
舗装した道を左折して、舗装していない道に入る。ここからはバオバブ・オンパレードだ。
水辺に映るバオバブ 恋人バオバブ
そしてクライマックスは、バオバブ並木道
とても、静かな空間。バオバブの木の間の道を、たまに牛車が通り過ぎていく。
バオバブ並木道のすぐ横にも住んでいる人がいる。この人達は、遠い国からこの景色を見るためにやってくる人がいるというのをどう思っているのだろうか。
並木道からちょっと外れて、夕日に染まるバオバブを見る。
まわりには何もないのに、遠くの人の声、虫の声が、不思議と響いて聞こえる。何か宇宙的な空間のような気がした。バオバブのパワーか?
長い間、憧れだった場所に実際に立っていると思うと、夢のようだった。
本日の支出 |
家〜空港の車代 50000fmg 飛行機 721500fmg 空港〜ホテルのタクシー 25000fmg
コーヒー 4000fmg 水 5000fmg ビール 10000fmg バオバブツアー 90000fmg(2人で) 聖なるバオバブ見物料 3000fmg 宿泊代 60000fmg 夕食(エビの塩焼き・魚のスモーク・ごはんにトマトサラダ・ビール・バオバブ酒) 50000fmg |
夕食は、ブーゲンビリアの前のホテルで。魚のスモークが特においしかった。満足の1日・・。 |
8月18日 ムルンダヴァ
朝食後、ムルンダヴァのマーケットへ
ムルンダヴァは、明るい日差しが降り注ぎ、アフリカの雰囲気がする街だった。
3時から、キリンディー・ナイトツアーに出発。再びバオバブ街道を通って約2時間、ようやくキリンディー森林保護区に到着。
入り口でさっそくアカビタイブラウンキツネザル(Red Fronted Brown Lemur)の群れに出会う。
さらに、入り口のちょっと奥には、夜行性のレムールでは1番大型のRed-tailed Sportive Lemur がいた。幸先のいいスタートだ。他にどんな生き物が見られるだろうか。森の中へと出発する。
保護区内にも、並木道とはちがった種類のバオバブの木がある。
明るいうちに1時間ほど歩いて奥の方まで行き、暗くなるのを待って、夜行性のレムールを探しながら戻ってきた。
懐中電灯の光に目が反射してレムールがいるのがわかる。ガイドのテーオーによると世界最小の霊長類 Pigmy Mouse Lemur (30g ),
Grey Mouse Lemur (60g ) , Fork-marked Lemurの3種類が見られたそうだ。目の光り方だけでパッと種類が分かるテーオーはすごい。
写真に撮るのは、ピントが合わずすごく難しい。
空には半月。その明かりだけでとても明るく、自分の影が地面に映るほど。月明かりがあんなに明るいとは知らなかった。
帰り道では、バオバブ並木道で月明かりのバオバブを見ることができた。
本日の支出 |
朝食 10000fmg 水 7000fmg シーフードスパゲティ 17500fmg 夕食用ピザ 12000fmg バナナ 1000fmg 水 5000fmg ビール 4500fmg キリンディナイトツアー 350000fmg(2人) キリンディ保護区入場料 50000fmg 宿泊代 60000fmg |
8月19日 ムルンダヴァ
朝から銀行で両替(100ユーロ→637865fmg)、電話で、タナに帰る日の連絡と忙しい。銀行でも待たされ、電話も並んでかけなければならず(電話に並んだのは何年ぶり?)すごく時間がかかった。おかげで、朝に予定していたカヌーツアーに遅れ、テーオーに迷惑をかけてしまった。
結局、午後からカヌーツアーに。
大きい湾の中をカヌーは進む。まわりはマングローブの林。湾の中を1周したあと、漁師島に上陸。
とても長くて、きれいな砂浜。出会う人が、みんなとてもにこやかでカメラを向けるとポーズをとってくれる。
本日の支出 |
朝食(パン・オムレツ・コーヒー)10000fmg Tシャツ 80000fmg アイスクリーム・コーラ 11000fmg 昼食(ぶっかけごはん)8000fmg 水 7500fmg カヌーツアー 75000fmg(2人で) 夕食 (エビのパスタ・ビール・コーヒー) 33000fmg 宿泊 60000fmg |