3月29日 高雄 安平 台南
サイクリングの街 高雄


 7:30 歴史博物館前のレンタル自転車スタンドで自転車を借りて、高雄サイクリングに出発。
 自転車スタンドは街のいろんなところにあり、カードで手続きをして自転車を借りることができるとても便利なシステム。

   

 さっそく、愛河沿いのサイクリングロードへ。高雄では、サイクリングが盛んで、自転車に乗る人が非常に多い。また、乗っている自転車もいいものが多い。この日は、日曜日ということもあり、サイクリングロードはなかなかのにぎわいだった。
 愛河に沿って海まで出ると、今度は元々貨物線だった臨海線というサイクリングロードにつながっている。 

  
 

 85階建ての高雄85大楼ビルが近づいてくる。このビル、高という字をモチーフにしているらしい。
 そして、ビルの前の広場では自転車関係のイベントが開かれており、自転車に乗った人でいっぱい。

 
 

 イベント会場からもう少し行ったところでUターン。

  
 

 再び愛河沿いをさかのぼり、高雄駅近くの三鳳中街へ。三鳳中街は、穀類・乾物などの問屋街。朝早いので、まだひっそりしていた。お茶(烏龍茶1kg250元、ジャスミン茶1kg80元)と干しサクラエビを購入。

  
 

 次は、高雄で一番大きなお寺三鳳宮へ。こちらは、観光バスもいっぱいで、朝早くからすごい賑わい。

 
 

 自転車を借りたスタンドに戻し、ホテルをチェックアウトして駅へ。11:00発の自強号で台南へ向かう。駅弁(80元)がとてもおいしかった。
 11:32 台南着。駅に着いたとたんにすごい雨。タクシーで、宿泊先の剣橋南高教師会館へ。(JHCホテルバーゲンで3000円)安いけれど、おしゃれで感じのいいこじんまりとしたホテルだった。

            
 

 ロビーのカフェでコーヒーを飲んで雨がやむのを待ち、ホテルの向かいにある孔子廟へ。緑が美しい。都会の中のオアシス。
ここは台湾にある孔子廟の中でも、最古のもので1665年に、鄭成功の息子の鄭経が創設した。その後、台湾ではじめての学校として学生たちが学問に励む場所となったそうだ。(入場料1人25元)

  
 

 次は、近くのバス停からバスに乗って、安平へ向かう。(1人18元)
 郵便局の前のバス停でバスを降り、おなかがすいてきたのでまずは安平の有名グルメ
周氏蝦捲の店へ。ちょうどお昼時、しかも日曜日ということで、店内は超満員。
 ファーストフード店のようなカウンターで注文するまでだいぶ待ち、次は食べる席が空くまでまた待たされた。注文したのは、蝦捲、但仔麺、蝦の団子のスープ、魯肉飯、煮卵のつもりで注文した魚団子の煮物の5品で値段は175元。名物の蝦捲はおいしかったが、それ以外は全然おいしくなかった。期待が大きかっただけに、ちょっと残念。

   
 

 食べた後は、1634年にオランダ人が築いた城塞安平古堡へ。当時は、ゼーランジャ城と呼ばれた城塞も、現在は歴史公園となっていて(入場料1人50元)、石段の上には資料館や展望塔がある。鄭成功は、明の軍人で、台湾を占拠していたオランダ人を追い出した、台湾の人々のヒーロー的存在の人物。
 公園内の建物は、すべて再建されたもので、当時の壁の一部は公園の外れの方に少し残っているだけ。でも、木の生え具合が歴史を感じさせる壁だった。

   
 

 史跡見学のあとは、安平のメインストリート・延平街へ。日曜日なので狭い通りは人でいっぱい。通りの一角ではカルメ焼きも。 カルメ焼きを実際に一から作らせてくれる店。カルメ焼きができるところは見たことがなかったので、興味深く見た。

    

 超大型たこ焼きも。中にはタコ、魚団子、ジャガイモなどが入っていて、1個40元。1個で紙コップいっぱいに入る大きさ。

  


 延平街の中には、とても古い建物もあり、なかなかいい雰囲気の通りだった。ただ、ちょっと人が多すぎ。ひっそりしたときに来たら、また違う印象を受けるかも知れない。
 再びバスで、ホテルの近くへ。ホテルに戻る前に、孔子廟の前にある府中街を歩いてみる。入り口から、何かいい感じの通り。
通りの端には、串のおでん屋さん。次の機会には、ぜひ行ってみたい店だ。

  

ホテルの横にある有名店莉莉水果店で、イチゴバナナミルク氷(70元)を食べてからホテルへ戻ることに。さすがフルーツ専門店、イチゴとバナナがおいしい。

 

  ホテルで4:30まで休憩してから、駅の方へ歩いていく。駅へ行く途中にも、レトロな雰囲気の建物がいっぱいあり、なかなか楽しい。

旧台南警察署 嘉南水利会事務所 消防署 帆布店

 

 夕食は、三越の上の中華料理店で、小籠包、エビギョウザ、豆苗炒め、卵と白身魚の蒸し物とビール2本で981元。
 デザートは、これも安平の有名店
安平豆花の支店へ。小豆とタピオカの豆花(どちらも30元)は、上品な甘さでおいしかった。