3月30日 台南・桃園
レトロタウン 台南
8:00 台南町歩きに出発。まずは、街の中心のロータリーの真ん中にある湯徳章紀念公園。向かいは、旧台南州庁舎の国家台湾文学館。
旧日本勧業銀行台南支店(現在は土地銀行)。柱の上にえびす様。↓ 旧林デパート↓
台南は旧都ということもあり、古い建物も多く残っている。また、有名な建物ではなくても路地を入ると、昔のままのレトロな雰囲気が多く残っていた。
路地を入ると、タイムスリップしたかのような昔のままの風景が現れる。
路地を進んでいくと、友愛市場という昔のままの市場があった。
祀典武廟へ。武廟とは、蜀の武将であった関羽をまつる廟。道教の中では、トップクラスの神様の一人だそうだ。
続いて、台南一番の観光名所・赤崁楼へ。赤崁樓はオランダ人の台湾統治における政治拠点で別称「紅毛樓」とも言われる。それを1661年に鄭成功が攻略し、そして9ヵ月後安平にある軍事拠点である安平古堡を制覇し、台湾は漢民族のものとなった。そのため、台湾にとって、赤崁樓は民族統治開始の象徴になる。入り口の右側には、鄭成功がオランダ人を従えている像もあった。
本殿の建物の中にも鄭成功の肖像画。そして、梁の色が美しい。
本殿の上から、隣の文昌廟が見える。屋根の下には厄除けの獅子が。
そして、中には有名な学問の神様「魁星爺」。多くの学生が大学受験のためにここをおとずれ合格祈願をするそうだ。 このポーズ、右手には筆を持ち、左手にはペンを持ち、右足で伝説の魚を踏みつけ、左足で星を蹴っているのだとか。
続いて、大天后宮へ。台湾の至る所にある、媽祖を祀った天后宮の中でも一番古いのがここ。そのため前に大という字がついているらしい。 入り口には、やたら頭の青い女性と牛の像。もしや、これが媽祖?
大天后宮あたりの路地も、昔ながらのいい雰囲気。占い屋さん、燈籠屋さん、お茶屋さん・・風情のある店が並ぶ。
陳徳聚堂を通って、広い道に出ると、台南グルメの有名店再發號肉粽があったので、チマキを一つ注文。(50元) おいしい。
気象博物館の横を通り、これも台南グルメの有名店度小月本店へ。目の前で、担仔麺を作ってくれる。これもおいしい。サイズが小さいので、小腹が空いたときにはぴったりかも。
最後の台南グルメは、ホテルの近くの福記肉圓。ここのメニューは、肉圓(36元)ただ一つ。味の方は、前の2つに比べると、うーん・・・。
昨日見た帆布屋さんへ帆布のバッグを買いに行って、これで、台南町歩きは終了。古都らしく古い建物が自然に町に溶け込んでいる、レトロ感たっぷりの町だった。
ホテルによって荷物を取り、タクシーで駅へ。台南駅も、町と同じようにレトロ感たっぷり。とても懐かしい感じがする駅舎だった。
12:22発の自強号で、桃園へ向かう。
15:48 桃園着。小さな町と思っていたら、駅前はすごく賑やかでびっくり。駅前にはデパートが2軒。
タクシーで、福容大飯店へ。(JHCホテルバーゲンで1泊7000円)
近くのカルフールで、おみやげの買い物。
夕食は、カルフールのタイ料理レストランで。空心菜炒め、エビの団子フライ、ポークのカレー、イカのサラダで1人299元。
ホテルへ戻って、最上階にある温泉へ。日本の銭湯風のお風呂があるのだが、やたらガラーンとして淋しい。サウナは、なかなか温度が上がらず、待ちくたびれて入るのを断念。
3月31日 台北~関空
台北発8:25のチャイナエアラインCI156便で帰国。
5日間があっという間に感じた。特に美濃などの田舎町が印象に残った。またまた、台湾の奥深さを感じた旅になった。