3月27日 南廻線、枋寮、潮州、竹田、高雄

おいしいものいっぱい

 8:15高雄駅発の復興号に乗り、枋寮に向かう。目的はシラスのオムレツ。でも、このままでは、着くのが早すぎる・・・ということで、車内で時刻表を見て行き先変更。このまま列車に乗って南廻線で東海岸の瀧渓駅まで行き、しばらく待つと来る反対方向の列車に乗って枋寮に戻ってくることにした。

  

 枋寮の手前から、車窓にはレンブ(ワックスアップル)畑、養魚池が多く見られるようになる。日差しはきつく、南国の雰囲気。

 

 列車は、枋寮を過ぎると海を見下ろして走る。そして、左方向に進路を変え、海とは一旦お別れ。山の中に入っていく。
 10:24 瀧渓駅着。トンネルに挟まれたのどかな駅だ。駅前にも何もない。

  

 反対方向からやってきた10:44発の自強号で枋寮へ戻る。11:35枋寮着。駅前のメインストリートを行くと、海に出た。

  

  
 

 港の入り口では、魚のモニュメントがお出迎え。さっそく、港の一番奥の屋台へ。シラスのオムレツ、シラスと海苔のスープ、ゆでたエビを注文。おいしかった!!シラスをあれだけ一度に食べる事って、これからもうないかも・・。

  

↓この箱、ぜんぶシラス。それを大釜でゆでて、しばらく乾燥。
  

 港には、魚や乾物を売る店が並ぶ。

  

 駅へ戻り、12:55発の区間車で潮州へ。潮州での目的は、名物の冷熱冰。(1杯35元)名物店らしく、お客がいっぱい。冷熱冰は温かいスイーツの上に氷がかかったかき氷。味の方もなかなかおいしかった。右は、冷熱冰ではない、イチゴミルクのかき氷。こちらの味もなかなかだった。

   

 氷を食べた後は、店の横からタクシーで、竹田駅へ。竹田駅は、潮州の次の駅で1939年に建てられた古い駅舎が文化財となっている。駅の中もレトロな雰囲気のまま。
 また、駅の横には、かつて軍医としてこの地に赴任した池上一郎博士が寄贈した日本の本を集めた図書館「池上文庫」や地元出身の写真家の写真やカメラを展示した展示館、カフェなどが並び公園のようになっている。池上文庫のおばさんにTシャツをもらった。

  

  

 

 14:54竹田駅から再び列車に乗って、高雄駅に戻る。高雄駅も旧駅舎が残されており、今は、高雄願景館という名の郷土資料館となっている。 地下鉄・三多商圏駅まで行き、デパートへ。そこから歩いて、冬にも行ったマッサージ店「左脚右脚」で足裏マッサージ(1人600元)
 マッサージの後は、地下鉄巨蛋駅近くの
瑞豊夜市へ。地元の人には、六合夜市よりこちらの夜市の方が圧倒的人気だという。
特に、鍋料理の店が大賑わい。
 そして、ゲームコーナーも充実。右の写真は、輪投げ。50元払ってやってみたが、1個ぐらい入りそうでなかなか入らない。



   

 でも、食べたかった海鮮の屋台がない。地元の若者には、安くていっぱい食べられて、ゲームで楽しめてと人気があるのはわかるが、日本から来たおじさんおばさんにはちょっと向いていない。結局、イカの串焼きだけを食べて六合夜市へ移動することにした。
地下鉄美麗島駅の派手な電飾の前を通り、夜市の通りへ。冬よりも賑わっているように思った。冬にも行った通りの奥の方の海鮮屋台を目指す。空心菜、白魚の天ぷら、エビ炒飯どれもおいしくて大満足。中華鍋を握るこの屋台のおっちゃんの腕、なかなかのものだ。

  
  

 隣の果物屋で、マンゴーとイチゴを買い、デザートに冰館でかき氷を食べてホテルへ戻る。
 おいしいものをいっぱい食べることができ、満足の一日だった。