8月8日 スコータイ、シー・サッチャナーライ
森の中の遺跡


  9:00 チェンライ行きのバスに乗って、シー・サッチャナライへ向かう。シー・サッチャナライは、スコータイ王朝の第2の拠点だったところ。10:30に到着し、バスを降りたところの店で自転車を借りる。(1台20B)雨がけっこう降ってきたので、しばらく自転車レンタル店で、ドイツ人親子と一緒に雨宿り。
 雨が小降りになったので、吊り橋を渡って出発。吊り橋を渡ったところには売店が並び、その奥にワット・ブラ・シー・ラタナー・マハータートの塔が見えた。

入り口の上の4面の彫刻がきれいに残っていた。 本尊横の漆喰の遊行仏像も、美しく残っている。 雨の中、塔の上に上ってみたが景色はあまり見えなかった。でも、遺跡の規模は大きく、なによりひっそりとしているのがとてもよかった。

 家の間を通る道を自転車で約15分。次の遺跡が見えてきた。雨の中、ひっそりと佇んでいる感じがいい。雨に濡れて緑が美しかった。

  

 カート乗り場とレストランの横を通って、ゲートを抜けて公園風になっているところへ入る。芝生には、白い鳥の大群。先ず見えてきたのは、ワット・チャーンローム。象の台座の塔だ。
 象の部分は、ほとんどが鼻がとれ犬のように見える。象の部分には足場が組まれ修復工事中。近いうちに象の鼻が復活するのかも。

  

 自転車を置いて、横の遺跡から歩いて廻ることに。カートが着いたときだけ観光客がドッと増えるが、それ以外の時間はほとんど人がいない。そのため、カートが来たときだけは賑やかだが、それ以外はとてもひっそりしている。並んでいる3つの遺跡を順にたどっていく。
 遺跡の煉瓦の色と、周りの木々の緑色とのコントラストが美しい。森の中にひっそりとある遺跡といった感じでとてもいい雰囲気。昨日廻ったスコータイの外側以上に気に入った。

ワット・チェディ・チェット・テーオ
ワット・スアンケート・ウタヤンノート
ワット・ナーン・パヤー

 続いて、山の上にあるワット・スワンキリーへ。山の上にあるため、自転車を押して坂を上る。さらに、自転車を置いて山道へ。とても暑い。大汗をかいて登り詰めると、山の上にとても大きな塔。とてもきれいに作られている。こんな山の上へ資材を運び上げるだけでも大変だっただろうと思った。

  

 レストランへ戻って休憩がてら昼食をとることに。エビチャーハン35B、青唐辛子とミンチ肉を炒めたものがごはんの上にかかったもの(メニューではカレーチャーハン)30B、缶ビール・コーラ・水60B。
 汗も引いたので、もうひとつの山の上の遺跡ワット・カオ・パノム・ブルーンへ。100段あまりの階段を登っていく。階段の石組みがとてもきれいに作られているのに感心した。上には大きな仏像が残っていた。

 

 もう一度、はじめに歩いて廻った4カ所の遺跡を自転車で一回りして帰途につく。雨が上がったところに日が照ってきてとても蒸し暑く、へばってきた。
 来た道を、バス乗り場の方へと戻る。2:10 自転車を返し、10分ほどするとバスが来た。ラッキー。クーラーがとても気持ちよかった。
バスターミナルからは、ソンテウ(51B)でホテルへ戻る。ホテルでは、ビール(65B)を飲んでのんびり。

 6:30 ホテルのパソコンは日本語の読み書きができないことがわかったので、町まで送ってもらってインターネットカフェを探す。日本語の入ってない店が多いのが意外だった。橋の近くのインターネットカフェ(20分10B)で、日本語が打てた。
 
 スコータイの町の中心の辺りは、暗くなるとムクドリの大きなねぐらになっているようで、電線にやたら多くのムクドリが止まっており、ちょっと恐ろしい。鳴き声もとてもうるさい。この辺りに住んでいる人は大変だろう。ムクドリを避けるように戻って、ホテル近くのローカルレストランで夕食。野菜炒め2つ、空芯菜炒め、エビチャーハン、ビールで265B 。野菜がシャキシャキしてとてもおいしく、野菜炒めは追加注文した。