8月18日 バンビエン
後味悪い洞窟ツアー
6:00 起床。山に雲がかかり、とても幻想的な景色。雲が動き、山の形が刻一刻と変わっていく。







 7:00 朝食。食べているときも、山の形がどんどん変わり、山から目が離せない。

 8:45 ホテルの横の乗り場から、ボートトリップに出発(1時間 70000kipp)
 山の間の水蒸気は、全部上空に上がったようで、青空が見えだした。ボートは、上流に向かっていく。

 
 

川をチューブで下るのも、バンビエンの名物。途中のバーに寄り、飛び込み台から川に飛び込んだりしながら、チューブで川下りをしていくようだ。

   

 チュービングのスタート地点でUターン。1時間の川旅は、値打ちあるものだった。

 10:00 ヴィラ・ナムソンをチェックアウト。
 ボートからチェックしたプール付きのワンサナ・バンビエンホテルへ移る。また違った眺めが楽しめそうだ。(1泊47$)
 このホテルのいいところは、部屋から川向こうの山がきれいに見えるところ。でも、内装やきれいさはヴィラ・ナムソンの方が上だった。

  

 

 11:30 町へ。明日のミニバスを予約し(1人80000kipp)、麺の昼食を食べ、自転車を借りる(1台10000kipp)。ホテルから見えた吊り橋を渡って、向こう岸の正面に見える山の方へ行ってみることにした。この橋は、渡るのに通行料がいった。(外国人料金1人6000kipp)。橋を渡ると、のどかな道が続く。

  

 ホテルの正面に見える山が近づいてくる。
 洞窟があるという看板が出ていたので、山の方向に田んぼの中を歩いていく。 田んぼのあぜ道は、ねちゃねちゃでとても歩きにくい。 しかも、山に近づくにつれてすさまじい湿気に包まれた。山の近くはお盆の縁のようになっていて、空気が入れ替わらないようだ。 汗が全身から噴き出してくる。とにかく蒸し暑い。



 ようやく、洞窟への入場券を売っている場所に到着(入場料1人10000kipp)。入場料を払うと、きれいに手持ちのkippがなくなった。これがあとで大きな問題になることに。
 切符売り場からは、若い男の子が道案内についてきた。
切符を買ったところから洞窟まですぐかと思ったら、ここからまだまだ。しかも、最後は崖登り。蒸し暑さはさらに増し、全身汗まみれ。こんなに汗をかいたのは何年ぶり?
 ようやく洞窟入り口に到着したときには、もうくたくた。

 

 洞窟の中に入る。ひんやりしているかと思ったらそれほどでもなく、がっかり。洞窟の中は真っ暗で、何も見えない。ガイドをしてくれる男の子が懐中電灯で周りの鍾乳石を照らして見せてくれる。大規模な鍾乳石が見えた。 
 でも足元も悪く、前に進むのがとても恐ろしいので、すぐに入り口に引き返すことにした。
 上ってきた道を戻る。足を踏み外しそうでとてもこわい。

 ようやく下りたところで、ガイドの男の子がガイド料を請求してきた。1人5000kippの2人分で10000kippだという。ところが、手持ちのkippが見事になくなり、財布は空っぽ。事情を説明し、ホテルまでついてきてもらう事になった。
 ところが、ホテルへ向かう道で、彼は突然140000kipp(初めの言い値の14倍の値段)と紙に書いて請求してきた。橋を渡るお金がいるから14000kippかなと思ってたら、0をひとつ多く書いているのだった。ドルだったらいくら?と聞くと20$と言ったので、このトリックがわかった。文句を言いまくって、でもホテルまで来てもらう負い目もあって5$(これでも初めの言い値の4倍)払うことで決着。しかし、彼は途中で気がとがめたのか、自転車を取りに行くと言って姿を消し、それきり現れなかった。手持ちのkippを使い果たしてしまったこちらにも責任があるのだが、後味の悪い洞窟ツアーになった。

 ホテルに戻って、プールで体を冷やす。とても気持ちよかった。
 17:00 涼しくなってきたので、自転車で町の周りへ行ってみることに。食事時には早く、まだガラーンとしている。竹の橋を渡って、川の中洲に行ってみると、川沿いにはハンモックのあるバーが並んでいた。 そして、河原では子ども達が川に飛び込んで楽しそうに遊んでいた。

  

竹の橋を戻ったところには、露店が出ていた。そこには、謎の動物が・・・。 ネズミ?指さし会話帳を見せて尋ねると、おばちゃんはリスのところを指さした。


  

 町の方へ戻る道で、昨日バスで一緒だった世界一周を始めたばかりの女の子と出会う。同じく昨日バスで一緒だった男の子達と7:30に待ち合わせていると言う。それまでの時間一緒にビールを飲もうと、近くの店へ。今までの旅の話、これからの世界一周の話で盛り上がった。焼き魚、焼きエビとビアラオ4本で100000kipp。
 
 その後の夕食は、ちょっと気分を変えてインド料理。ベジタブルカレー、タンドリーチキン、ナン2枚、ビアラオ1本で57000kipp。カレーの中の野菜がとてもおいしかった。このインド料理屋、ビアラオグッズでいっぱい。
いっぱい飲んで、いっぱい食べておなかいっぱい。ホテルへ戻り、10:00就寝。