8月6日 バガン

馬車に揺られて遺跡めぐり

 ウィンクル君(20)が操る馬ロージー(3)が引く馬車に乗って、8:30ホテルを出発。
 まずは、登れるパゴダへということで、
ブーレーディ・パゴダへ。さっそくパゴダに登ると、行く前にいろんな写真で見た風景が広がっていた。

 上に登ると風が強い。パゴダの上には他には誰もおらず、この風景を独り占めと思ったら、すぐに砂絵売りが2人現れた。ほっといてくれーと思うが、許してくれない。
 バガンには、しつこい物売りが多く、のんびりとボーッとしたいときには、ちょっとつらかった。

 次はすぐ前の、ティーローミンロー寺院

  

 ウパリ・テェン(小さい建物で中に壁画があった)を経て、ケーミンガ寺院。ここも登れるパゴダの一つ。
 すぐ前の崩れかけた仏塔は、修復工事中。つぶれかけたものは、完全に作り直してしまうのがミャンマー流らしい。崩れかけたままの方が雰囲気があるのにと思う。きれいに作り直されたものは、近くで見ると作りものの模型のような感じに見えた。
ここで絵はがきを売りに来た女の子は12歳。今日は、学校が休みなので絵はがきを売ってると言っていた。ほんまかいな。

   

 次は、バガンで一番美しい寺院とされているアーナンダ寺院。売店の並んだ参道を歩いていく。寺の中には、四体の立った仏像が四方にある。ダイナミックな仏像だ。前の小さな仏像に金箔を貼った。

 

 タビニュ寺院のすぐ前のシュエグージー寺院。ここもテラスに出ることができる。入り口横の売店のおばさんが暗い入り口を案内してくれた。(でも、下りるまでしっかりそこで待っていた)ここでは、4歳の女の子が絵はがきを売りに来た。まだ、よちよち歩きなのに英語を話し、絵はがきに写っている場所を暗唱して見せる。末恐ろしい。ここは、物売りが少なく景色を見て長い間のんびりした。
  

 マハーボディー寺院。ロンジー売りのおばさんにしつこくつきまとわれた。

 ブーパヤー・パゴダ。川を見ながらのんびり。入り口横のお堂は、昼寝したら気持ちよさそう。

 ちょうどお昼になったので、ランチタイム。タラバー門外側のサラバー・レストランで。 野菜炒めかけごはん、野菜炒飯、トマトサラダ、ビール1本で6300チャット(=約630円) 暑さを避けて、2時半までここでのんびり。

 

 午後の部のはじめは、ゴドーパリン寺院。入り口横の売店では、地球の歩き方や指さし会話帳を売っていた。

 バガンを出て、ミィンカバー村へ。ナンパヤー寺院マヌーハ寺院。囚われの王が作った窮屈な建物の中の仏像。 

 

 村にある漆器工場。多くの人たちが黙々と細かい手作業に集中している様子に感動。すごい雨が降り出し、雨がやむまでここで雨宿り。7$で漆器の入れ物を一つ買った。

 

 雨がやんだので、グービャウッヂー寺院へ。管理人のような人が壁画を懐中電灯で照らして見せてくれる。きれいな色に驚いた。

  

 隣のミィンカバー・パゴダ。子どもが4人付いてきて案内してくれる。4人を仕切って動くしっかりしたお姉ちゃんにボールペンをやった。

 次は、シェエサンドー・パゴダ。登れるパゴダとして有名なところ。とても高く、見晴らしがよい。今日行った寺やパゴダを見つけていった。物売りも来ずラッキー。でも、しばらくすると遠くからバスや馬車がぞくぞくやってきた。夕日までまだ1時間半ぐらいあるのに、この調子だと夕日の時間は人だらけになりそうだ。人が少ないときに登ってのんびりできてよかった。



 次は、バガンで一番大きい建物、ダマヤンジー寺院。お姉さんが案内してくれる。きれいな英語でわかりやすく説明してくれた。絵はがき買わなくてごめんね。

 

 スラマニ寺院。先程の雨がウソのように晴れてきて、夕日への期待が高まる。格子がなかなかおしゃれだった。

 

  

 そして、夕日スポットはピャッタジー・パゴダ。日本のガイドブックには載っていないが、ここもけっこう有名な夕日スポットらしく多くのバスが来ていた。広いテラスがあるため、少々人が多くても混雑している感じはしない。バガンから少し離れているので、馬車代は、追加料金を請求され全部で15$支払った。
 広いテラスから細く暗い階段を上がり、一番上で日が沈むのを待つ

暮れていく空を眺めていると、反対側の地平線に虹の一番端が見えた。



 夕日は見えなかったが、美しい空と虹を見ることができ、満足して7:00過ぎ帰途についた。
 夕食は、バスターミナル横のローカルレストランで、ミャンマーチキンカレー、ヌードルスープ、ビール2本。(4900チャット)初のミャンマー料理。ずらっと皿が並んだ。ごまめのような小魚がおいしかった。