8月5日 マンダレー〜バガン

9時間の贅沢な船旅


6:15 ホテルを出て、船着き場へ(車代5000チャット)7:00発の船で、バガンに出発(1人27$)
この船は、外国人専用の船。でも日本人は、我々2人だけだった。

  

 2日前に行ったザガインの横を通り、インワ鉄橋をくぐる。川の水が多いため、鉄橋との距離が近い。
 川岸には、水につかった家々も見える。マンダレーでは、道ばたに仮の家を作って生活している人たちが多くいた。乾期の時の川幅がどのくらいか、想像がつかない。

 ホテルでもらった朝食セットを食べ、船内レストランでコーヒーを飲む。
 その後は、甲板でのんびり景色を眺めたり、本を読んだり、写真を撮ったりして過ごす。とても贅沢な時間だ。

 

 
水につかった村では、舟が大事な交通機関。手を振ってる場合ではないと思うのだが・・・

 場所によっては、「これが川?」と思うほど、果てしなく水面が続いている。「川幅は、いったい何kmあるんやろう。淀川の100個分はあるかなあ」(よく考えたら、あるわけないけど・・)とか言いながら、川を眺めていた。

 12時を周り、さすがにこの船に乗って5時間以上経つと退屈になってくる。暑くなってのども渇いてきたので、レストランでビールタイム。ビール2本と手作りポテトチップで7500チャットとちょっと割高だが、これもまた贅沢な時間。そして、その後は船室でお昼寝タイム。

2時頃、ようやく初の寄港地かと思ったら、岸壁の横をゆっくり通過するだけ。布を売っている人たちは、商品とお金を投げ合って商売する。でも、結局売れたのは1枚だけだった。    
 

 

 3時頃になって、ようやくバガンに近づいて来たようで、遺跡が見えてきた。そして船は、ブーパヤー・パゴダの近くの船着き場に着く。でも、水が多いためか接岸に手間取り、上陸できたのは4時過ぎ。9時間あまりの船旅だった。
 川岸で入域料10$を払い、
アウンミンガラーホテル(1泊17$)へ向かう。 サイカー(1500チャット)、馬車(2500チャット)、車(5000チャット)の3つの方法があり、馬車を選択。

 

ホテル前のシェエズィーゴォン・パゴダへ。

 

ホテル横では、有名歌手のコンサートが行われており、多くの店がでていた。人力メリーゴーランドや、たこ焼きのような形のお菓子の店も。

 

夕食は、シェエズィーゴォン・パゴダが見えるエー・イェッ・タヤ・レストランで、魚のフライ野菜添え、トマトサラダ、野菜炒め、ごはん、ビール2本(9700チャット)。つきだしのピーナツと、トマトがおいしかった。

 

旅の情報
 マンダレー〜バガン間の船のチケットは、マンダレーで購入した。切符売り場は、町の中心から離れたところにある。マンダレー郊外観光からマンダレーへ向かうときにチケット売り場に寄ってもらったがもう閉まっており、次の日にガイドのソーさんがホテルまで届けてくれた。値段は、自分で買ったら25$のようだが、頼んで買ってきてもらったためチップ込みで27$になったようだ。チケットには、値段が手書きで書き込まれており、買ってくる人の腹一つで、値段も変えることができるようだ。
 でも、この船はとても快適で、贅沢な時間を過ごすことができた。ぜったいお勧め。
 バガンでの宿泊先の「アウンミンガラーホテル」は、ミャンマーPLGで前もって予約した。町の外れにあり、近くにレストランが少ないのが難点か。でも、値段の割にはお得感があった。