８月８日　モーリシャス

モーリシャスには夜遅く到着。ホテルへ着いたのは１１時頃。明日のピックアップはなんと５時１５分。ビールを２本飲んで、すぐに寝る。モーリシャスは結局、暗い時間だけの滞在になった。
モーリシャスで、日本人旅行者のＯ君と出会う。帰りの便も同じということが分かり、ちょっと心強い気分になった。でも、その後他の日本人旅行者と出会うことはなかった。
この時期、マダガスカルを旅行していた日本人は２人だけ？
ちょうど、この時期は、大統領選挙をめぐるごたごたで、外務省からも渡航中止勧告が出ていたとき。マダガスカルが人気の今では考えられない。

８月９日　マダガスカル着


２日間の長い道のり（香港で一泊、モーリシャスで一泊した）を経て、ついにマダガスカルに到着。空港には、イヴさんのおかあさん、おねえさんが迎えにきてくれていた。
空港で両替。５万円が2649500fmgに！ホッチキスでとめられた25000fmg札１０枚の束が、１０束。ポケットに入りきらない。その後、帰りの便のリコンファームを済ませてから、いよいよ車に乗り込み出発！と思ったら、空港を出たところで検問に引っかかり、荷物検査に連れて行かれた。何が何かさっぱりわからず、けっこうびびった。

町へ出ると、やはりアフリカだ。頭の上に物を乗せて運んでいる人が多い。細い道に、人が大勢いる。O君はネパールに似ていると言っていたが、僕にとっては初めての町の雰囲気だ。
町の中で、家族のいろんな用事を済ませながら、家へ。昼食をごちそうになる。初めてのマラガシー料理は、鶏肉のせ汁かけごはん。これはおいしい！！
昼食後、旅行会社のＡＲＩＣＳのオフィスへ行き旅のプランを決めた。
夜、家族にプレゼントをわたす。ちょっとしたサンタクロース状態。お母さんには時計、姉妹にはボールペンと扇子、お姉さんのご主人には電卓付きの時計、おばあさんには血圧計をプレゼントした。

８月１０日　アンタナナリヴ （マーケット）


朝起きて、イブさんのお姉さんが「マーケット、一緒にいく？」と聞くので、すぐ近くに買い物に行くのかと思ってたら、タクシーべーに乗って、着いたところはすごく大きなマーケット。
迷子にならないようについていくのに必死の状態。店と店の間の道をトラックやバスがいっぱい通る。言葉で表そうとしても「すごい！」という言葉しか出てこない。
昼からは、イブさんのお母さんとARICSへチケットをとりに。その後、おみやげのバッグをさがしに、民芸品の市場「マルシェディグ」へ。でも、探しているバッグは見つからなかった。

８月１１日　ペリネ自然保護区

入り口で入場料50000fmg,　ガイド料40000fmg（グループに１人）を払い、いよいよ保護区内を散策。インドリは見つかるだろうか。ガイドさん頼むよ・・・
あいにくの雨。というより、ここは１年の大半、雨が降っている熱帯雨林なのだそうだ。
３コースあるうちの、真ん中のコースを歩く。

なかなか、サルが見つからない。ガイドさんは、「ここで、待っといて」と言い残し、１人で走り回って探してくれている。待ってる間、遠くからサルらしき声が・・あれが、インドリの声だろうか？
待つこと十数分、他のガイドとも、情報交換しながらまず、１種類目発見！！
高い木の上の、枝の中にいるので、なかなかカメラではとらえられない。でも、木から木へのジャンプはすごかった。初めて見る、野生の原猿に感動。でも、やっぱりインドリが見たい。
このまま終わったら、ぼったくりやでと思ってたら、他のガイドから、インドリがいるとの情報が・・・・
やっといた！！インドリだ。確かに大きい。ジャンプがすごい。子どもを連れているのも１頭いた。

帰り道では、夜行性の原猿が昼寝をしているところもみることができた。

インドリの声は、はっきり分からなかったけど、満足してスタート地点へもどる。山の中をサルをさがしながら歩くのは、思った以上に楽しいものだった。
入り口では、ベビーカメレオン発見！

帰り道、マンドラカのMadagascar Exiotic(カメレオン・ファーム） へ

カメレオンのほかに、カエル、ヘビ、コウモリなどもいる。カメレオン、かわいかった！！ベビーカメレオンの１匹をポケットに入れて持って帰りたかった。