10月12日
ジョグジャ町歩き
6:30に朝食を食べた後、ボロブドゥール遺跡の周りを散歩。裏側のほうに行くとたくさんの象がいた。遺跡の周りを象が歩いているのは何度も見ていたがここで飼われていたのだ。人を乗せて周るためのものらしかったが客が乗っているのは一度も見なかった。
8;30 ホテルをチェックアウト。同じところに3泊してのんびりできたが少し退屈もした。2泊でよかったかも・・。ホテルの車でジョグジャカルタのホテルへ。
チェックインはまだできなかったので、荷物を置いて町の散策に。ホテルでもらった地図を見ながら王宮を目指す。でも地図ではすぐのように見える線路がなかなか見えない。トランスジョグジャというバスの停留所があったのでそこからバスに乗ることに。ここのバスはバス停に係員がいてそこでお金を払う。バス停が電車の駅のような仕組みになっている。
10分ほどで王宮の近くに。王宮に向かう広場には学校が終わって帰る子どもたちがたくさんいて、カメラを向けるとえらい騒ぎになった。学校は午前中で終わるのかな?
王宮に入る。入り口で「ガイド料がチケット代に含まれている」と言って、英語ガイドがついてきた。でも、すぐ前に日本語が話せるガイドがいるから前の人といっしょに行ってと言われ、すぐ前にいた日本人ご夫婦といっしょに行くことになった。香川県から来られたご夫婦でジャカルタに留学している息子さんを訪ねてきて、いっしょにジョグジャに来たそうだ。息子さんはホテルで休んでいて、息子さんの友だちのインドネシア人の女の子と3人だった。
ちょっとうさんくさい日本語ガイドの案内で王宮を回る。儀式のときの服を見たり、昔王が演説した場所を見たり、謁見室を見たり。でも王宮と言うともっと豪華なイメージを想像していたが意外と質素、悪く言えば意外としょぼかった。
王宮を出てからもガイドは次はバティックの工房を案内するとついてきた。バティックの絵の工房、バティックの服屋に連れて行かれた。とてもきれいなのだが買う気はしない。ガイドとはここでお別れ。結局チップを約500円ずつ請求された。次の日どこに行くとしつこく聞いてきたし、王宮の案内をしながら自分のお客をつかまえているようだ。
水の王宮へ向かう。途中の道にはカラフルなかわいい建物や鳥を売る店が並ぶ通りなどがあり歩くのが楽しかった。
水の王宮は、王宮の離れのようなところで、ここには大きなプールがあり王様がここで楽しいときを過ごしたらしい。プールの横の塔の3階から水遊びする女性を品定めしていたそうだ。日差しが強くて暑い。
水の王宮の裏手には迷路のような道が続く。途中にはトンネルもあった。くねくねと曲がりくねった路地を抜け、バス停に。インドネシア人の女の子がいなかったらきっと迷子になっていた。
バスで無事にホテルまで戻ってチェックイン。ジョグジャのホテルはフェニックスホテル。歴史のある老舗ホテル。確かに少しレトロでいい雰囲気。新館と旧館があり、新館はプールの周りに建てられている。部屋は3階でバルコニーからプールが見下ろせる。部屋の中も豪華でテンションが上がる。
とても暑くてもう一度外に出る気がしないのでホテルのレストランで昼食。その後はプールで泳ぐ。このプール、とてもきれいなのだが小さいのであまり楽しめなかった。そして部屋で昼寝。毎日昼寝ばっかりだ。
暗くなったので夕食に。ホテルの前のレストラン。シーフードピラフを食べる。インドネシアの料理はバリエーションが少なくそろそろ飽きてきた。
バスに乗って王宮の近くの博物館にインドネシア伝統の影絵を見に行く。とても大人数の楽器隊と影絵使いが一人。ストーリーがまったく分からず、動きも思っていたより緩やかですぐに退屈して30分で出た。
帰り道はホテルまでぶらぶら歩いて帰る。昼間は暑いからか、夜になると通りにはとても多くの人が。インドネシアの食べ物屋台は歩道にござを引き、その上に小さいテーブルを並べたものだった。