10月9日
印象の悪い空港

 朝4時半に起き、5時過ぎにタクシーで空港へ。8;00発のタイ航空でジャカルタに向かう。

 11:30 ジャカルタ着。ジャカルタの空港はとても複雑で、国内線に乗り継ぐのが大変らしい。今回の乗り継ぎ時間は2時間10分。国内線への乗り継ぎ時間が2時間あっても乗り継げないことがあると聞いていたので、急いで入国審査に向かう。ビザ取得、入国審査あまり並ばずにスムーズに終わった。

 次は両替。両替屋がずらりと並び、ガラスの向こうの店員がガラスをたたいたり手を振ったりしてこっちに来いと呼ぶ。いいレートのカードを出している兄ちゃんの店に。1円が115ルピア、6万円は6,900,000インドネシアルピアになる。桁が多くてややこしい。この店の兄ちゃんが曲者だった。まず6万円出すと、5万円に数え間違えた。次に50,000ルピア札を100枚渡し、次に50,000ルピア札を18枚くれた。これやったら5,900,000Rpやんか。それを言うと、あと2枚の50,000ルピア札をくれた。まだ6,000,000Rpだ。もう一度、計算した紙を見せて6,900,000Rpだというと、わざとらしくやっと気がついたようなふりをして18枚の50,000ルピア札をくれた。よくもこんだけ何度も都合のいいようにごまかせるもんだ。桁数が多いので、気がつかないままに行ってしまう人も多いのではと思う。最初から、印象がよろしくないぞ。

 次は国内線のターミナルに行くシャトルバスに乗る。事前に乗り場を調べておいたのだが、上に上がるエレベーターを探してうろうろ。でも、ガードマンに「ライオンエアー」と大きい声で言ったら教えてくれた。



 シャトルバスは一旦公道に出て、国内線のターミナルへ。同じ空港なのに不思議な構造だ。そして、乗り継ぎに時間がかかる理由がこれなのだ。

 ようやく国内線のターミナルにたどり着きやれやれ。ジョグジャカルタ行きのライオンエアーにチェックイン。おなかが空いたのでレストランに。ミーゴレンを頼むと2つ頼んだのに1つしか来ない。麺はインスタント麺でしかも辛い。またまた、あまり印象がよくないぞ。

 国内線は少し遅れているようだ。それやったらそんなにあせることなかったのに。座りにくいいすに座って待つ。どうもこの空港いいところがない。


 14:15 ようやくジャカルタ発。

 

 15:15 ジョグジャカルタ着。迎えに来てもらっていた旅行会社の人にお金を払い、車でマノハラホテルに向かう。バンコクはビルばかりなので、ビルがない景色が新鮮に思える。久しぶりに見るアルファベット表記の看板も新鮮。インドネシア語はアルファベット表記なのだ。

 マノハラホテルはボロブドゥール遺跡内にある唯一のホテル。ここに泊まると早朝を除いていつも自由に遺跡に入ることができる。今回はここに3泊する。
 17:00 チェックイン。夕食にはまだ早いので、遺跡の説明のビデオを見ることにする。日本語でとても分かりやすい内容だった。特にレリーフの説明が分かりやすく、よくわかった。明日、実物を見るのが楽しみだ。ビデオが終わって外に出るともう真っ暗。バンコクよりも暗くなるのが早いようだ。
 
 夕食はレストランで。というか、食べるところはここしかない。レストランから遺跡が見えるらしいがもう真っ暗。まずはビール。インドネシアのビールはビンタンビール。あっさりしておいしい。ブロッコリー炒め、ナシゴレン、照り焼きチキンを注文。やさしい味付けがおいしかった。