5月8日〜9日 コラート・ピマーイ
  5月8日 
コラートの英雄

1日目はまずピマーイ遺跡への玄関口の町コラート(ナコン・ラチャシマー)へ。バンコク北バスターミナルから3時間半で到着。タイ第2の都市ということなのだが、旧市街の街中は閑散としてさびれた地方都市の雰囲気。人が集まるスポットは郊外に移っているようだ。
 ただ1つにぎわっていたのが、この町のランドマークともなっているターオ・スラナーリー像周辺だった。ターオ・スラナーリーは、1826年にこの町がラオス軍に攻められたときに大活躍した女性で、今も大いに住民の尊敬の的となっている。像の周りには、おまいりに来る人たちが途切れることなく続いていた。

 

像から少し離れたところには、彼女が活躍した戦いの様子を再現した群像もあった。

 

 このあたりを見てしまうと、この町の中では特に有名なところもなく、デパートに入ってみたり、お寺を見たり、コーヒーを飲んだり、ホテルに戻ってテレビを見たりして時間をつぶした。
 ようやく暗くなり、そろそろナイトバザールが開いているようなので行ってみることに。閑散とした通りの一角だけ、人が集まっている。でも、若い子ら向きのファッション関係の店ばかりであまりおもしろくない。バザールの外れにある屋台村のようなところで夕食を食べることにした。いろんな店に食べたい料理を注文して、真ん中のテーブルに持ってきてもらって食べるシステム。安く、おいしい食事ができた。

 

 食後の散歩がてらに、もう一度ターオ・スラナーリー像のあたりに行ってみると、像がライトアップされ相変わらずお参りの人でにぎわっていた。