ホアヒン
12月3日
戦勝記念塔の近くからホアヒン行きの乗り合いバン(ロットゥー)が出ている。連休の初日とあってすごい人。親切にどの車に乗ったらいいか教えてくれた4人連れのおねえちゃんたちは、1人が乗りそびれ、結局先に乗っていた3人も降りて次の車になった。
約3時間足らずでホアヒンに到着。ホアヒンはバンコクの南200kmにある海辺の町で、もともとはタイ王室の避暑地としては開発されたところ。今は、パタヤと並ぶバンコク近郊のリゾート地となっている。洪水騒ぎの時も多くの人たちが避難していたらしい。
予約したホテルは市内の中心にあるホテル。ホテルを選ぶときに写真で見たプールで泳ぐのを楽しみにしていたのだが、屋上にあったのはとても小さいプールだった。実物と写真と違いすぎ。町の中心にあるホテルは小さいホテルが多くて、プールも広く作れないようだった。でも屋上からの眺めはとてもよかった。やっぱり海が見えるのはいい。
昼食をどこで食べようか町をブラブラと歩く。海の方に行ってみると海岸沿いにずらっとレストランが並んでいたのでそのうちの1軒に入った。エビチャーハンと揚げ春巻き、そして昼からビール。海からの風が気持ちいい。
レストランから見えた桟橋へ。投網を持って魚を捕っている人がいた。口の所が針のようにとがっているサヨリのような魚がいっぱい捕れていた。
次は駅の方に向かう。ホアヒン駅はタイの中でも歴史のある駅のようでステッカーによると去年で100周年。王室専用の待合室もある。赤くてかわいい建物だった。ちょうどタイミングよく列車が到着した。
市場にも行った。さすが海辺の町。魚がとても多かった。海の魚はやっぱりきれいだ。バンコクでは川の魚が多いのでこれだけ海の魚を見るのは久し振りだ。
その後はホテルへ戻って、屋上のプールで一泳ぎ。でもプールに入ってみると、深いところは半分ぐらいしかなくほとんど泳げなかった。プールサイドでのんびり読書。
夕方になり、再び町歩きに。町を歩いて気がついたのはめがね屋がやたら多いということ。近くにめがね工場があるのだろうか、それともお年寄りが多く住むところだからだろうか。ヨーロッパ人のお年寄りがここにはとても多かった。リタイアした人が大勢住んでいるようだ。洋服の仕立て屋も多く、看板には英語・ドイツ語・フィンランド語などが書かれていた。
駅の方へ行く道はナイトマーケットがオープンしていた。昼間通った道なのだがまったく違うところに来たみたいだった。売っている物はタイ人向けのお土産物が多かった。シーフード店も多く、大きいエビやカニがズラリと並ぶ。右の端にはカブトガニも・・おいしいの?
ヨーロッパ人が多く住んでいるということで、この町にはイタリア・ドイツ・フランス・スイス・デンマーク・スウェーデンなどいろんな国の料理が食べられるレストランがある。夕食にはどの国の料理を食べようかと迷いながら店を回る。近い範囲にいろいろなレストランがあるのはいい。
結局無難なところでイタリアに決定。今までアジアでイタリア料理を食べるとジョリーパスタのすごさを再認識することが多かった。残念ながら今回もそうだった。