8月8日 シアヌークビル〜プノンペン

人の多さに圧倒された一日


 今日も6時起床。6:30から海岸の散歩へ。昨日拾ったような大きな貝殻をさがしてたら、そうじのおばちゃんが袋いっぱいの貝殻をくれた。毎日掃除しながら、いい貝殻があれば拾うのを楽しみにしているのだろう。珍しいのもいっぱい入っていて感激。

 
 

 プノンペン行きのバスは12:30発なので、それまで部屋でのんびり過ごす。
 11:30 チェックアウト。バスのピックアップを待っていたら、日本人の一人旅のおじさんがバイクで現れ、しばらく話す。日本人と長い間会っていないらしく、久しぶりの日本語の会話が嬉しそうだった。
 12:00 ピックアップの車でバスターミナルへ。途中、昨日行ったビーチのさらに奥のホテルにも立ち寄った。
 12:30 バスが発車。プノンペンまでの料金は1人わずか6$。乗客は、10人もいない。アンコールエクスプレスという会社で、数あるバス会社の中ではシェアが低いと思われるが、ピックアップサービスまでして、採算がとれるのかよくわからない。

 
 バスは、途中で1度休憩をはさんでプノンペンへ向かう。休憩でバスが止まっているときだけすごい雨になった。休憩所で買った素朴なパン(1個1000リエル)が、思いのほかおいしかった。

 バスがプノンペンに近づいてきたちょうど4時頃、何事?と思うほどの人の群れが見えた。ちょうど仕事が終わる時間なのか、工場から人が湧くように続々出てくる。出てくるのは女の子がほとんど。そして、工場の前に止まっているトラックやバンに次々乗っていく。1台の車に数えられないぐらいの人が乗っている。そうした工場は1つ2つではなく道の両側に次々と現れ、それぞれから人があふれてくる。
 昔の日本でいう女工さんだろう。安い人件費で作られた製品は、日本にも多く輸出されていることだろう。その人波には、底知れぬパワーを感じた。

  




 
  

 国立博物館の北側のアートショップ通りまで行く。途中にある地元の人向け食堂も超満員。店の前に並んでいる麺がおいしそうだったが、あまりの人の多さに断念。
 結局、川沿いの中華レストランへ。この店はあまり客がいなくて、客1組に店員が3人ぐらい付きっきり。ちょっと、ほっといてくれー。ビール1本、野菜炒め、ごはんで9$。川沿いの店は、外国人値段だ。道理で、客が少ないはず。

 一旦ホテルへ戻り、今度は、ワットプノン近くのナイトマーケットの方へ行ってみることにした。
ナイトマーケットも大賑わい。コンサートもやっている。フードコートのような場所では、椅子ではなく、地べたに敷いたござの上にみんな座り込んで食べているのにびっくり。

  

人の多さに疲れた1日だった・・。